【雑記】初心者向け ひょうたんの加工方法 収穫~乾燥まで

雑記

こんにちは、ちざる です。

今回は、この前収穫したひょうたんを加工して、ランプシェードにしたり、色を塗って工作するときの材料用のひょうたんに加工にするための工程をまとめました。

 ひょうたんの育て方については、こちら

 こんな方におすすめ!

 ひょうたんを育てているけど、毎回、なんとなく、ひょうたんの実がなって、枯れて終わっている方や、夏休みに子供とひょうたんを育ててみたけど、そのあとのひょうたんの実の処理がよくわからない・・・ そんなあなたに役立つ情報になると思います。

ひょうたんの加工とは

 今回説明していくひょうたんの加工とは、収穫後のひょうたんの中身、つまり、種と果肉を除去して、表皮を残すことで、容器のようにすることです。

主な加工方法は2つ

 ひょうたんの実の中にある種と果肉を除去する方法としては、2つの方法があります。

 それぞれのメリット・デメリットについてまとめました。

・中身を腐らす

 中身を腐らすとは、ひょうたんの果肉部分を腐らして、中の種と果肉を取り出す方法です。

メリット

  • 大量処理が容易
      例えば、100個とか数多くのひょうたんを収穫したときに、漬物容器のような大きなバケツに一度に漬けて処理できる
  • 安い
      バケツにひょうたんを入れて、水に漬けるだけなので、基本的にほとんど費用がかからない

デメリット

  • 臭いがすごい・・・らしい。
     ここで、「らしい」と書いたのは、僕自身、まだこの方法を試したことがなく実体験がまだないのですが、インターネット関連の情報によるとかなり臭いようです。
  • 処理時間がかかる
     これは、中身が十分に腐るには、3カ月から半年くらいかかるようですので、収穫から処理までの時間がかなりかかることになります。
  • 漬け置き容器を置いておく場所が必要 
     これは、住んでいる場所によりますが、マンションに住んでいるような場合には、ベランダの一角を長期間占領することになるので大変と思います。

・酵素で処理する

 酵素で処理するとは、ひょうたんやヘチマの果肉を溶解する用に、販売されている薬剤を用いてひょうたんを処理する事です。

なんと、あのヤクルトから製造販売されています(笑)。

メリット

  • 臭いが少ない
     酵素処理の場合には、果肉を酵素で溶解するので、微生物で処理するよりも臭いの発生が抑えられます。
  • 処理時間が早い
     酵素処理の場合に果肉の溶解にかかる時間は、1日~2日程度と、腐らす方法と比較してかなり短時間での処理を実現することができます。

デメリット

  • 費用
     酵素処理の場合には、酵素を購入する必要があるので、その分費用がかかります。これは、処理するひょうたんの数が増えるにしたがって増加していくので、数多く処理する方には、デメリットになります。
  • 処理の手間
     酵素処理の場合、手順書に沿って行う場合には、ひょうたん一つ一つに酵素液を入れていく必要があり、処理数が多くなればなるほど、この処理工程の手間が増えていきます。

酵素を使った、ひょうたん加工の方法

 僕の場合は、自宅の周りの環境も考慮して、今回は、酵素を使ってひょうたんの処理していますので、その方法について紹介します。

 酵素を使用する以外の工程については、腐敗させて中身を除去する方法と共通すると思います。

第1工程

 ひょうたんのへた部分をはさみで切り取り、その先端にキリで孔を空ける。

 孔をハサミで拡大し、種を取り出せる大きさまで大きくした後、長めの棒をひょうたんの内部に差し込んで中身をひょうたんの表皮内面から剥がしながらつぶしていくイメージで、ひょうたんの内部に空間を作る。

破線の位置で切り、ここから孔をあけます。孔が小さいときは、ハサミ等でひろげます。

ランプシェードにするような場合には、へたとは反対側に孔を空けることもあります。

第2工程

 酵素液を調整する。
 酵素として今回使用したのは、ジャジャーン「ひょうたんごっこ」・・・二度目ですね(笑)

 実はこのひょたんごっこに関する特許がでてるの知ってますか?

詳しくは、【知財】身近な特許を調べてみ を確認ください

 ぬるま湯を使って、酵素とクエン酸を溶かすのですが、これがなかなか溶けません。指で玉になった粉をつぶしながら溶かすと、茶色い液体が出来ます。

第3工程

 調整した酵素液をひょうたんの用量の1/10程度入れると説明書に書いてありますが、実際にやるときは適当になります。ひょうたの大きさは様々ですし、ひょうたんの熟度によっても液の入り方が変わってくるので(笑)

 酵素液を入れる作業が終わったら、少し攪拌します。処理対象の全てのひょうたんに酵素液を入れ終わったら、最初に酵素液を入れたひょうたんから順に、ぬるま湯(40度くらい)をひょうたんの口元まで入れて、木の枝等とぼろきれで作った簡易の栓で蓋をします。

 全てのひょうたんの栓が終わったら、ここから数時間置きます。

第4工程

 数時間経過すると、ひょうたん内部で、酵素反応により、果肉が溶解されて、ひょうたんに空間が出来てきます。ひょうたんを振ってみて、音がする場合には、隙間が出来ているので、さらにお湯を追加して満タンにして、さらに数時間置きます。

 この工程を1~2回繰り返すと音がしなくなるので、音がしなくなったら完了です。

第5工程

 満タンの酵素液が入った状態のひょうたんを、バケツ等の容器に入れて、そこにお湯(40度くらい)を入れていきます。

 ひょうたんが浸るくらいまでいれたら、ひょうたんが浮かばないように、軽く重しを乗せて、1日~2日程度置きます。

 このとき、お湯にすることで、酵素反応が効率的に進むと思います。
 9月くらいに実施できれば、外の気温も高いのでより水温の低下を防いでより効率的に処理できると思います。僕は、バケツをさらに、別の大きなバケツでかぶせて、中をハウス状態にしていました。

 バケツをかぶせることにより、臭いの発生も抑えることができます。

第6工程

 浸漬して、2日程度たったら、種出しを行います。

 容器からひょうたんを取り出し、栓を抜いて、中から種を取り出します。

 方法は、振る、振る、振る、振る、振る・・・・

≪ポイント≫

 ひょうたんの中に入っていた溶液は、酵素の力がまだ残っているので、ひょうたんを漬けていた容器に貯めておくとよいです。 

第7工程

 処理する全てのひょうたんの中から、種を抜いたら、先ほど、ひょうたんの中の溶液を貯めていたバケツに、すべてのひょうたんを戻します。

 そして、

 更に、2日間ほど、浸漬します。

 「これにより、ひょうたんの外皮がはがれて、乾燥時により綺麗なひょうたんを仕上げることができます。」

第8工程

 いわゆるあく抜きと言われている工程です。

 酵素液に浸漬していたひょうたんを取り出して、金たわし(スチールウール)で擦りながら、外皮を除去していきます。

 外皮が除去されたひょうたんを、少し大きめの容器に水を張って、その中に沈めます。

 初日は、ひょうたん内部に付着していた果肉のカスや種、酵素液により、すぐに濁ってきますので、1日経過したらすぐに水を交換します。

 ちなみに、僕は、水を入れ替えるときに、ホースから出る水の水圧で、内部を洗浄しながら、容器に水ためを行っていました。

 3日間~7日間ほどすると、水が汚れなくなりますので、これであく抜き終了です。

第9工程

 ひょうたんを容器から取り出し、中の水を捨て、ひょうたんを乾燥させます。写真をみればわかると思いますので、説明はとくに不要ですね(笑)。

第10工程

 ひょうたんを触るとわかりますが、見た目にも乾燥すると白っぽくなり、手に取るとかなり軽くなっていると思います。

 ここまででも十分に、加工用の材料として使用できますし、絵とかを描くのであれば問題無くできると思います。

 ですが、オススメは、研磨です。

 研磨とは、磨きです。

 ここまでのひょうたんは表面が比較的ざらざらしています。そこで、#100くらいからサンダーで磨きを開始して、全体を整えたら、#240、#400、#600、#1000と磨いてみてください。

 表面のコーティング等しなくても、これだけでツルツルになります(笑)。

左側が研磨した後、右側が研磨前

まとめ

今回も、最後まで読んでくれたあなた、ありがとうございます。お役に立てたら幸いです。

さて、酵素処理は匂いがしない、ひょうたんごっこのパッケージにも、「無臭」なんて書いてありますが、

臭いますから!!

種抜くときは特に(汗)

おそらく、腐らす方法よりは臭わないはずなので、腐らしたらどんだけ臭うのか、逆に気になってます(笑)

 ただ、上に紹介した方法よりも、処理時間を短くしたら、溶液内の菌の発生が抑えられて、臭わないのかもしれません。

 また、酵素は大量処理に向かないと記載しましたが、酵素量、温度、浸漬時間を工夫すれば、より少ない酵素量で、大量処理ができるかもしれません。

 僕は、うちにあるバケツの用量や処理時間の関係で、1回に15個くらいしか処理できないので、今年は、この作業を5回ほど繰り返す予定(;’∀’)

 処理は続くよどこまでも

この記事を読んで、ひょうたん作りに挑戦された方がいたら、お便りまってます!

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